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日本大学医学部整形外科学のブログ

医局の活動や行事、近況報告を紹介しています。

板橋病院 駿河台病院 日本大学整形外科同門会

大学院での生活

当医局でのいいところの一つは、大学院への進学を自由に自分の希望した時期に決められることです。とはいえ、医局員が充足していないため、横断型といわれるシステム(非大学院生の医員と同様の業務をこなしながら、並行して大学院研究をすすめる制度。ベッドフリーは半年のみ。)を選択せざるを得ないのが現状です。ただ、これが悪いかといわれるとそれは個人次第であり、臨床能力も養いつつ博士号を取得したい方にはいいかもしれません。しかし本来、大学院は単に博士号を取るというより、一つのテーマに対して多角的にそれを証明していくためのものであると思われます。その点を重視する方には当医局で採用している大学院制度はむかないかもしれません。実際、国公立大学医学部の整形外科の大学院では、4年間みっちり研究するというところが多いようです。

ですが、我々としても共に歩んでいく仲間は一人でも多くほしいのは言うまでもありません。ですので、当医局への入局・大学院入学を希望される方で、研究もしっかりやりたい方がいらっしゃったら、是非とも当医局まで相談してみてください。昨今の科学を取り巻く事情を鑑みると、片手間に行った研究ではなかなか評価されないことも多く、半年という限られた研究期間では成果を出せないことも多いかと思います。ですので、一番わがままの言える入局の時に、ベッドフリー期間に関して相談してみるのもいいかもしれません。幸い、横断型システムにベッドフリー期間に関する規定は無いようです。

当医局で採用している人工膝関節はFNK(Flexible Nichidai Knee)です。もちろんそれを扱っている我々医局員も、人工関節同様にFlexibleであることも我々のいいところの一つです。どんなことでもいい。あなたの疑問・希望があればなんでも相談してください。あなたの医局生活をより良いものにするために我々も尽力は惜しみません。共に歩んでいきましょう。我々にはあなたの力が必要です。

H26.3月 大学院卒業 山田賢鎬

 

 

我々の医局では大学院への進学、入学時期は本人の自由となっております。入局早々に大学院に進学する人もいれば、数年間臨床経験を積んでから進学する人もいますし、進学しないまま臨床を続ける人もいます。現況では大学院へ進学する人としない人は概ね半々となっています。

当整形外科分野には脊椎班、関節班、スポーツ班、腫瘍班、手外科班などがあり、それぞれ専門分野の研究を行っています。臨床研究のほか、それぞれの班で基礎医学分野(病理学、再生医学、解剖学、癌遺伝学、統計医学など)と共同研究を行い、最先端の研究機器を用いて分子レベルでの研究を行っています。先生方は各班への興味、研究班の特色、人間性、面倒見の良さなどを考慮し研究班を決めることになります。

大学院4年間のうち3年6カ月は、出張病院か大学病院のスタッフの一員として外来、病棟、手術などをこなしながら研究を行うというシステムをとっています。そのため多忙で大変な時期もありますが、研究を進めつつ手術や外来などの臨床経験をおろそかにせずに済むという大きなメリットがあります。専門医資格取得についても、大学院へ進学しなかった人と同じ時期に専門医試験受験資格を得ることができます。

4年間のうち残りの6カ月間はベッドフリー(病棟勤務免除)を設けており、集中的に研究を行うことが可能です。ベッドフリー期間中は研究室のミーティングにも積極的に参加し、基礎知識の獲得、英語論文の読み方などを学ぶことができ、気分はまさに研究者です。頑張って得た研究結果は整形外科以外の学会でも発表することができ、整形外科専門医以外の人との交流を持つことで知識や情報の交換を行うことが可能です。

基礎の研究者になるために整形外科へ入局する先生は稀有ですが、医者人生の中で一度(ずっと続ける人もいます)基礎実験をしっかり行ってみるのも、他では得難い非常に良い経験であると思います。臨床、研究に積極的に取り組まれる先生方を歓迎しております。

H24.3月 大学院卒業 小島敏雄

 

 

大学院に進学するにはまず日本大学大学院医学研究科の入学試験を受験し合格しなければなりません。(この入学試験は例年10月出願、11月試験となっており、この試験は全員必須事項であり、2年間の初期臨床研修中より受験可能です。)2年間の研修後は整形外科に入局し様々な研究班を自分の興味、研究班の特色、人間性、面倒見の良さ等を考慮し研究班を決めます。当整形外科分野では様々な研究班があり、日々臨床と研究を行っています。研究班としては脊椎班、関節班、スポーツ班、腫瘍班、手の外科班などがあり、それぞれ専門分野の研究を行っています。整形外科では臨床研究のほか、それぞれの班で基礎医学分野(病理学、再生医学、解剖学、統計医学など)と共同研究を行い、最先端の研究機器を用いて分子レベルでの研究を行っています。

ここで具体的に一例として紹介します。臨床研修中に大学院医の入学試験に合格し、整形外科入局後に脊椎班(徳橋教授の研究班)に入ります。脊椎班入班後は 自分のやりたい研究のテーマ(喫煙と椎間板変性、椎間板再生など)を決め、それに沿った研究が出来るよう基礎医学分野の先生(脊椎班では病理学が主です が、当然自分の興味のある分野にお願いすることは可能)に相談しに行きます。そこで具体的に実験方法、実験期間などを決めます。整形外科では6ヶ月のベッドフリー(病棟勤務免除)期間を設けており、集中的に研究を行うことが可能です。ベッドフリー期間中は研究室のミーティング、抄読会などにも積極的に参加し、基礎知識の獲得、英語論文の読み方など学ぶことが可能です。頑張った研究結果は整形外科以外の学会でも発表することができ、整形外科専門以外の人との交流を持つことで知識や情報の交換を行うことが可能です。
整形外科は臨床、実験に積極的に取り組まれる先生方を歓迎しております。何かご不明な点など気楽に質問してください。

H22.3月 大学院卒業 山﨑 浩司